【HSK4級】完全独学で合格するまで

資格取得中毒のコムギと申します。

この記事では中国語のHSK3級から完全独学でHSK4級取得までの私の実際の勉強時間、勉強方法、使用テキストをお伝えします!

前回の「【HSK3級】中国語知識ゼロから合格するまで」の続きです。

皆さんのHSK受験の参考にしてください!

1.勉強時間と始めたタイミング

HSK3級の受験日から換算しています。

1-1. 勉強時間は100時間!

計算してみると勉強時間は100時間ほどでした。

ちなみにHSK3級の勉強時間を合わせると215時間です。

勉強はHSK4級の公式過去問題集のみです!

過去問解答 : 1回あたり約90分 x 5回 = 450分 → 約8時間

過去問にピンインを振る : 1問あたり約5分 x 40問 x 5回 = 1000分 → 約17時間

リスニング復習 : 1日当たり約30分 × 約20日 x 7.5か月 = 4500分 → 約75時間

→合計100時間

使用したテキストは中国語検定HSK公式過去問集4級 2021年度版です。

1-2. 始めたタイミングは7か月前!

勉強を始めたのは7か月前くらいです。

日程としては1週間あたり5日勉強、2日お休み

私の生活では水曜と日曜日が習慣のお休みdayなので、それに合わせて勉強する日としなくてよい日を分けていました。

とはいえ、過去問の解答自体は日曜にやっていました。

2022年4月からスタートして、2022年11月後半に試験を受けました。

ちなみにHSK3級の勉強開始から換算すると16か月前に始めています。

2.勉強内容

2-2. HSK公式過去問集を解き、復習を繰り返す

HSK公式過去問集を解き、繰り返し復習します。

使用テキストはこれのみです。

ひたすら復習です。

手順1 : HSK過去問1回分を解答 → 答え合わせ

手順2 : リスニングのスクリプトにピンインを振る

手順3 : リスニング部分の復習

最終的には過去問5回分のリスニング部分を3周しました。

使用テキストは以下の「中国語検定HSK公式過去問集4級 2021年度版」です。

ちなみに読解部分は全く復習をしていません。

なぜなら、過去問を解いた時点で9割は正答できていたからです。

やはり日本語でも同様に漢字を使用しているためか、文法を理解していれば文章のおおまかな理解は非常に簡単にできます。

復習3つのルール

今回は以下の3つのルールを決めて勉強を進めました。

ルール1 : 「1日5問ずつ」リスニングを復習する

1日に無理のない範囲で勉強できる量として決めました。

リスニングの問題数は200問。 

勉強する日数は1か月のうち20日。1日5問解くので1か月で100問。200問は2か月で終わる計算ですが、実際にはピンインを振る時間もあったので、1周するのに4か月くらいはかかっています。

1周目が終わったら2周目です。

復習の方法

手順1 : 何も見ずに1問聴く

手順2 : スクリプトの日本語を読んで「内容の理解」をする

手順3 : 中国語部分を音読する。このときただ音読するのではなく「文法の理解」をするためにゆっくり読む

手順4 : 手順2で「内容の理解」、手順3で「文法の理解」が終わったら、1文ずつ暗唱できるように繰り返し音読する

手順5 : 1文ずつ暗唱できるようになったら、最後に何も見ずに1問聴く

手順6 : 手順5で頭に流れる音から意味がくみ取れない場合は、その部分を聴きなおす。

この手順を5問分繰り返します。だいたい30分前後かかります。

ルール2 : 「前日」と「4日前」に解いた問題を復習。(これで3周換算)

勉強したことは何回か復習しないと私の脳に定着してくれません。

ですので、前日と4日前(習慣お休みの日は除く)に解いた問題を復習します。

そうすれば、同じところを3周したことになりますね。

2回目、3回目の復習方法

手順1 : 「文法の理解」ができていることを確認しながら、音読する

手順2 : 何も見ずに1問聴く

手順3 : 手順2で頭に流れる音から意味がくみ取れない場合は、その部分を聴きなおす。

この手順を5問分繰り返します。だいたい5分前後かかります。

ルール3 : 寝る前に音声入力で発音を確認

夜寝る前にiPhoneの音声入力でその日勉強した部分を音読し、発音を確認しました。

ルール1、ルール2はたいてい朝起きてすぐにしていたのですが、夜になってルール3でその復習をするときにはほとんど何をやったのか覚えていませんでした。

ですので、朝やったことを夜復習するのは記憶の定着に良いかなと思います。

3.全体を振り返って

3-1. 難易度は「簡単」

個人的な所感としての難易度は「簡単」です。

正直HSK3級よりも楽だったかもしれません。

HSK3級の時は、文法の理解、ピンインの表を覚えることから始めないといけなかったので大変でした。

しかし今回は新しく覚えたことは、HSK3級に無かった新しい単語のみです。

3-2. HSK3級のころより少しだけレベルアップした

正直なところHSK3級取得のころと、あまり変わりません。

HSK3級取得までにできるようになっていたことのレベルが少し上がった感じです。

3-3. まだ日常会話レベルにも至っていない

前回の記事で「HSK4級受かるころまでに日常会話をカタコトにでもできるようになっていたいですね。」と言っていましたが、そんなことにはなりませんでした。

言いたいことをどうにか知っている単語で文にしようと思うのですが、覚えている単語がまだあまりにも少ないです。

まあ会話せざるを得ない状況になれば、どうにか単語だけを発してコミュニケーションを取ることはできるかもしれません。

次はHSK5級です。

現在2023年の1月で、HSK5級の勉強を始めて1か月です。

2023年の年末に受験して合格したいですね。頑張ります!

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